醜状痕として12級認定(改正前)

(プライバシーに配慮して、簡略化しています)

経緯

夜中の坂道で駐車車両に自転車で衝突、女性の顔面部に線状痕。事故当時、すべての責任は自分にあると考え、賠償は諦めていたが、ネット等で調べて、自賠責保険なら補償されるかもしれないと、当事務所に相談。

問題点

  1. 被害者に重過失があり、重過失減額の対象として補償されるか問題である点
  2. 線状痕が単独では3センチに足りない点

対処方法

1については、現場検証をして、相手側の違法性を検証して、判例を調べて、申請して、20%減額となる。

2については、単独では足りないが、2個以上の線状痕が相隣接する場合に該当すると判断、すべての線状痕を合算して、3センチ以上ある旨の後遺障害診断書の作成と調査事務所での測定の注意点を伝え、無事3センチ以上の線状痕が認められた。

結果

醜状痕として、12級認定(改正され、現在は男女の区別はありません)

行政書士のコメント

行政書士としては簡単なサポートしかできなかった事案でありますが、まだ若い女性の醜状痕で、諦めずに最後まで頑張った被害者の方の気持ちから、 12級の認定(20%減額)が認められた事案で、重過失でも諦めなければ、自賠責保険では補償される、良い例と感じました。自動車損賠賠償保障法は、交通事故の被害者を厚く保護しています。この法律に詳しい行政書士に、一度ご相談ください。